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はじめてのお伊勢さん。正直なところ、何からどうしていいのか分かりませんでした。
いろいろ調べて計画をたててくれる人がいたから、安心で大満足な旅行となりました。
所要時間の予想もできるように我が家の場合を覚え書きとして記します。
(所要時間の目安はサラッと参拝して回るだけの時間。)
何かの参考になれば嬉しいです。
一泊二日モデルコースを参考に作ったプラン
1泊2日のモデルコースを探して、「伊勢神宮をしっかり見る」という目的に合わせて考えました。
以下、ざっくりとしたプランです。
1日目
7:00 兵庫県赤穂市を出発
11:20 三重県伊勢市に到着
12:00 昼食
13:00 伊勢神宮(外宮)参拝
14:30 神宮博物館めぐり
16:30 倭姫宮へ
17:30 旅館に到着
2日目
7:30 朝食
9:30 夫婦岩
10:00 チェックアウト
10:30 伊勢神宮(内宮)到着
12:20 昼食
12:50 おはらい町めぐり
14:00 三重県伊勢市を出発
17:30 兵庫県赤穂市に到着
旅館の方が「伊勢志摩スカイライン」の展望台や「伊勢シーパラダイス」もおすすめだと教えてくれました。
子供と一緒なら、参拝や博物館めぐりを短くして観光を増やすと良さそうです。
また、古来の方は二見浦で体を清めてから伊勢神宮に参拝されていたそうで、まず二見浦の夫婦岩に行くのも◎。
伊勢神宮へ観光旅行!
朝7時に自宅を出発して、約300キロの道のりを車で4時間20分のドライブ。
法定速度を目安に平均時速100キロで運転、途中で朝ごはん休憩30分とトイレ休憩10分をはさみ、11時20分頃到着しました。
ETCを使って片道5,530円。
伊勢神宮外宮第1駐車場(無料)に停めて伊勢市駅まで歩き、鳥居をくぐって外宮参道を通ることにしました。
たくさん歩くので車から降りる前に、サンダルからスニーカーへはき替えます。
歩き始めてまず驚いたのがしめ縄。
初夏なのに、縁起物のしめ縄がほとんどの店や家で飾られていました。
ネットで調べると無病息災を願う伊勢志摩あたりのゆかしい風習とのことで年中かざっているそう。
鈴木水産でランチ
まずは昼食をとることにして、外宮参道の途中で見つけた「鈴木水産」でランチタイム。
席について注文をして、自分でカウンターに取りに行き食後に返却するスタイルのお店でした。
店内にはお座敷とテーブル席があり、子連れでもゆっくりできそう。
てこね寿司 907円
てこね寿司は、醬油ベースのタレに漬け込まれた新鮮なかつおが、あたたかいご飯の上に乗っています。
伊勢志摩の伝統的な郷土料理とのことで、おいしく頂きました。
コーヒーが飲みたくてすこし寄り道。お腹も満足してふたたび出発。
(ランチ所要時間:約90分)
伊勢神宮(外宮)へ参拝!
外宮参道をまっすぐ歩いていくと、「伊勢神宮(外宮)」の看板が見えて気持ちが高まります。
入り口にある表示には、「外宮」である豊受大神宮は豊受大御神(とようけのおみかみ)が鎮まるところ。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の食事をつかさどる神様で、お米をはじめ衣食住の恵みを与えてくださる産業の守護神だと書かれています。
恥ずかしながら、どのような神様がお祀りされているのか知らなかったので勉強になりました。
外宮内に入ると、大きな木がたくさん茂っています。
”こだま”に会えそうなジブリの世界観を感じながら参拝しました。
礼拝場所がたくさんあるので、途中から足りなくなって5円や1円も使わせていただきました。
お賽銭はたくさんある方が良いかも。
今回は大人だけでの旅行ですが、お留守番の3歳と5歳の息子がいたらと想像すると3倍くらいは疲れそう。
外宮内にお手洗いはなく、石段や立ち入り禁止の場所も多く、ひとりで歩きたがる小さな子供はヒヤッとなりそうです。
また、「抱っこ抱っこ」と言われたら大変かも...と感じました。
(外宮内の所要時間:約90分)
お伊勢さんの博物館めぐり
すこし時間があるので、車で10分ほど移動して神宮の博物館を巡りました。
3つ入館できるチケットが大人ひとり700円。
写真は神宮徴古館の前の庭園で、ハート型になっているんだそう。
美術館の庭園もきれいでした。神宮美術館・神宮農業館をまわって、喉が渇いたと気づきましたが、カフェなどは見当たらず...。
神宮徴古館に入る前に自動販売機でホッとひと息。
博物館に行く前にカフェに寄って休憩をすると良いなと感じました。
知らないことが多くて「そんな意味があるのか」と楽しめましたが、ちいさな子供がいると飽きると思うのでゆっくりできないかもしれません。
最後に神宮徴古館の前にある倭姫宮に寄って、時刻はちょうど閉門の5時となりました。
本日の歩数計は7,961歩。
(博物館の所要時間:約120分)
子連れもOK!浜千代館へ
車でまた30分ほど移動して二見浦まで行き、浜千代館に泊まりました。
30分とはいえ、感想を話したり飲み物を飲んでいるとあっという間です。
夏は二見浦海水浴場へのアクセスも抜群な場所。
3階にある「恋語りの間」で、大きな窓から海が一望できる開放的な心地よいお部屋でした。
アワビは動いてました!
20分ほど焼き時間がかかるとのことで、早々に火の上に...。
伊勢海老が盛り付けられた刺し身、松坂牛の豪華なお食事。
天ぷらや小鉢まですべてがおいしくて、話もお酒も進みます。さらに、徒歩5分くらいでコンビニがあり、何かと便利。
二見浦の名所「夫婦岩」もはずせない!
チェックアウトの前に夫婦岩に。
荷物と車をお宿に置いたまま身軽に行けたので良かったです。
夏至の時には夫婦岩の真ん中からご来光が、また冬至の時には夫婦岩の真ん中から月明かりが昇ります。
古来から二見浦で身を清めて伊勢神宮へお参りしていたそうで、本来なら外宮の前に来るべきだったのかもしれません。
夫婦岩をあとにして、車で20分ほど走って内宮へ。
(夫婦岩の所要時間:約30分)
伊勢神宮(内宮)へ参拝!
宇治浦田観光案内所の市営駐車場に車を停めて出発です。(市営駐車場は約3時間利用して900円。)
少し遠いので、体調などによっては帰りがしんどいかもしれません。
内宮おかげ参道を通りおはらい町通りへ。
道の両側にいろんなお店が軒を並べていて、まるで活気にあふれる縁日のよう。
大好きな赤福のお店も発見。
特製のあんことお餅が入った夏季限定の赤福氷も食べられます。
お土産にするには、賞味期限が次の日なのでご注意を。
家に帰ってから夕食後にすぐ、子供たちとペロッといただきました。
柔らかいお餅と甘すぎないあんこがおいしいです。
おはらい町通りをぬけて内宮へ。
正式には皇大神宮というのですね。私たちの総氏神と書かれています。
五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)と呼ばれる、参拝前に心身を清める場所。
この川の流れは清らかさの象徴とされています。
清らかな空気に心がスッキリします。参拝を待っている時に、野生の子鹿に会えて可愛かったです。
(内宮内の所要時間:約70分)
おはらい町通りにおかげ横丁
参拝が終わっておはらい町へ戻りました。
休憩をかねてお昼を食べてからお土産を買うことにして、近くの岩戸屋さんでランチタイム。
レジで食券を買って、席で待っていると運んできてくれます。
伊勢うどん 550円
朝ごはんがかなりガッツリだったので、軽そうな伊勢うどん。
もちっとした柔らかい麺に濃いめの甘辛い醬油タレが絡んでいます。
私は嫌いではないですが、コシのある麺が好きな方には好みが分かれそう。
お土産のお会計が5%オフですってチケットをもらったので、そのまま店内でお土産も見ることにしました。
ただし、レジに行ったら5%オフできるものとできないものがあると言われたり、お土産の小分け袋も有料で良いからくださいって伝えたら、売り物ではないから小分け袋なんてないといわれたり...。
イヤリングや靴下、お菓子など買ったお土産には満足です。
通りすべてが古の情緒あふれる場所。各店舗にも魅力がたくさん詰まっています。
スヌーピー茶屋では、かわいい限定の品もあってお土産にもぴったり。
たくさん歩いても苦にならないほど、本当に楽しかったです。
途中で左手に折れておかげ横丁へ。
通りにも座れる場所がたくさんあったけど、多くの人でにぎわっていて空いてる席は少なかった印象。
おかげ横丁の案内図には62店舗の名前が載っているので、またの機会があればこちらもゆっくり歩いてみたいです。
食事の後でお腹も満たされていて、お土産も買っていたのでサラッと雰囲気を感じて帰路につきました。
ほうじ茶ソフト 350円
最後に伊勢茶の詰め放題やお茶と抹茶のスイーツが人気の「伊勢茶 翠」でほうじ茶ソフトを買いました。
さっぱりとした口当たりで後味もすっきり、おいしかったです。本日の歩数計は10,726歩。
(ランチとお土産の所要時間:約90分間)
まとめ
いかがでしたか?旦那が事前に調べてくれたので、楽しい1泊2日の旅となりました。
旅館も食事がおいしくて幸せ。雨の多い梅雨時だったのですが、天気に恵まれたと思います。
疲れてきたところでのソフトクリームにテンションがあがって猿田彦神社に行くのを忘れました。
またの機会の楽しみにとっておくことにします。
あなたにとってステキな旅行となりますように!!